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アマゾン移民80周年記念祭

2009年09月30日

アマゾン移住80周年記念祭
マナウスでは9月20日アマゾン移民80周年記念祭が取りあえず盛大に行われた。(トミアス移住地では16日、ベレンでは18日に行われた。祭りが隔日なのは全てに出席する人々が移動する時間を考慮したためである。ちなみにベレンートミアス間は400キロでバス移動、ベレンーマナウスは1300キロで飛行機による移動である。アマゾンは広いのである。)

夕日を浴びた慰霊碑

写真の左後方に見える建物は水族館である



午前中は西部アマゾン日伯会舘講堂で記念式典、その後、先歿者慰霊碑に献花。夜はダイヤモンドホールでの夕食会、いずれも400名以上の出席者であった。うち260余名はサンパウロ始め他州からの訪問団、日本から訪問者は数十人、マナウス在住移住者は100余名であった。
現在、マナウスには2世、3世を含めると2000名前後の日系人が居住しており、加えて100名前後の進出企業の日本人がいるが、地元出席者はその5%くらいであったので、取りあえず、一応盛大と記したわけである。個人的には10%の200名以上が出席して欲しかったと思う。
地元居住者のなかには当日も生業に追われ、出席出来なかった人々も少なくなかったのは仕方がないとしても、今日の進出企業の繁栄は、この80年の移住の歴史の流れの上にあるわけであるが、その意味を理解せず、もっと酷いのは判っていても「オレには関係ない」とばかりに、日曜日なのでゴルフや釣りなどに出かけてしまった人々が少なくなかったことである。現地駐在員を責めるのではなく、そういう人を現地責任者として送り出す日本企業の体質劣化を憂うのである。

日本からの訪問団は日伯議員連盟の若手国会議員、アマゾンへの移住者の多い福岡県の知事代理等のご一行様であった。長年、日伯の交流に尽くして来た古参議員は今回の総選挙で軒並み落選してしまい、ブラジル事情に詳しい議員の姿が見られなかったのは寂しい限りであった。
当日、会場で皇太子殿下と首相のメッセージが読み上げられたが、政権交代ゆえ、訪問団の日本出発時はまだ首相だったとはいえ、麻生前総理のメッセージは空しく聞こえて仕方がなかった。
なお、前日は宝井琴梅師匠の講談、翌21日は山根一眞氏の講演、宮沢和史さんの歌の公演も行われた。

今回の260余名の他州からの訪問団は時間的にも予算的にもマナウス市内観光ツアーに当博物館の訪問は組み込まれていないとのことであった。慰霊碑は当博物館のすぐそばにあるので、というより当博物館は先歿者慰霊碑の墓守りを自認しているで、献花した人々が立ち寄れる様、当日は無料公開の上、冷たいウーロン茶サービスをしたところ、ほぼ300名の献花者全員が立ち寄り、トイレのタンクの受水が間に合わず、トイレがパンク状態に落ち入ったのである。
ちなみに館内に「お志し」箱を置いたところ、20名様、約2150円の献金があった。
これが多いか少ないかは読者の想像にゆだねたい。

パナソニック ド ブラジル

ブラジルパナソニック社寄贈のプラズマテレビ
自作のビデオや接写したツノゼミ等のスライドショーを上演

                  2009年9月22日   ハシモト記

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