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東京首都園は電力メタポである。

2011年04月22日

東京電力の原発事故を受けて、今回、一番最初にリストラされた部門を
諸兄はご存知だろうか?
それは東京ガスのPR部門である。

ここ数年、老人世代が急増している首都園のマーケットをめぐって、電気とガスが、その
利便性と安全性を訴えて消費の拡大をはかって、熾烈な囲い込み競争を繰り広げてきたが、
今回の事故で相手がコケタためである。

地の果てアマゾンに住んでいて年に2度ほど日本に帰るのであるが、その度に思うのは
TOKYOのエネルギーの使用である。
まさに湯水のようにジャブジャブ使っているように思えてならないのである、というか
摂取オーバーのメタポであると思えてならない。

ワシはこれから10年の老後を電気もガスも水道もないアマゾンの林や河のほとりで、
星を見上げながら、草を枕にインデオのようにというか、縄文人のように暮らそうと
考えているので、余計にそう思えてならないのであろうか。

巨大都市TOKYOをゾウに例えるなら、田舎で住むのはアリのようなものである。
ゾウは1日十数キロの食物を必要とするがアリは数グラムで良い。
リスクが限りなく小さい昆虫の論理である。

           2011年4月21日 はしもと 記
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