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ブラジルの選挙

2010年10月05日

昨10月3日、ブラジルの国政選挙が行われた。
すなわち、大統領選、上院(一部)、下院の国会議員選、
州知事選、洲会議員選、である。
ブラジルの選挙は国民の権利ではなく、義務である。
すなわち、選挙に行かないと罰金を課せられるのある。

通常は18歳以上であるが、本人が望めは16歳から選挙権が得られる。

投票所に向かう無料バスもあり。
当日は投票が終了する時間まで、レストランやバーでのアルコール飲料は一切販売禁止。
主要は投票所は警察だけでなく、軍隊も出動して警戒にあたる。

2期8年に及ぶルーラ政権(労働党)は常に国民の支持率65パーセント以上という
どこかの首相が聞いたら羨むような人気で終えつつあるが、ロシアのプーチン元大統領と
同じように院政を敷くべくジルマという女性候補を立てた。
1位にはなったが、過半数に至らず、10月31日、1、2位による決選投票をすることになった。

2位のセーラ候補は老練な保守系の候補である。
3位のマリーナ候補(緑の党、女性)の200万以上の票の行方次第では逆転もあり得る。

また、トップが失脚したり、病気、死亡の際は副大統領や、副知事が就任するので途中の選挙はない。
ゆえに、出馬の際の副の人選も重要である。

新しい大統領の就任は来年1月1日である。

一般に南北アメリカでは独裁でない限り、大統領、知事、市長等のトップは2期8年までで
それ以上の連選は憲法で禁じられている。

また、過半数を制しないと1、2位による決戦投票というのも大半である。
ゆえに、2位、3位の連合による2位の当選というケースも十分にあるのである。

これを唯一破って大統領3選を可能に法改正したのが、ペルーのフジモリ元大統領である。

いま又、ベネズエラのチャペス大統領が3選を狙っているが、国会の同意を得られそうにない。

ブラジルの選挙は10年以上前から電子投票なので、主な選挙結果は3時間くらいで大半は判明する。

              2000年10月4日       はしもと 記

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